【経営支援セミナー 2022】”消費税インボイス制度 今から具体的な準備を!” 報告
2022年11月9日(水)「東大阪商工会議所 大会議室」にて開催いたしました。今回は新型コロナウイルス感染症の感染者数拡大にともない、定員を例年の半分で参加募集を行い、かつ感染対策を十分に行ったうえで開催いたしました。今回は44名の方にご参加いただきました。
「消費税インボイス制度 今から始める具体的な準備」
講師:アルバ会計事務所 税理士 大石由紀子
最初にインボイス制度の概要説明から始まり、「自社発行請求書のインボイス対応」として自社発行書類の確認、請求書上の消費税計算方法の確認、利用しているシステムのインボイス対応状況の確認、小売業等の場合のレジのインボイス対応、登録番号の確認方法について、そのポイントについて話されました。また「免税事業者の取扱い」として、自社が免税事業者の場合の注意点、免税事業者等からの仕入れの取り扱い、免税事業者との交渉について、わかり易く例示をしながら話されました。最後に「制度開始までにやるべきことの点検表」を提示し、令和4年中、令和5年3月まで、令和5年10月までに対応すべきことの説明があり、各社ともに自社のスケジューリングに考えをめぐらされていました。
いよいよ消費税インボイス制度のスタートまで残り1年を切りました。令和5年10月1日のスタートにむけて『適格請求書発行事業者』の登録は完了したけれど他に準備することは?との問い合わせが多く、今回のセミナーを開催するに至りました。消費税インボイス制度は、いずれの事業者にも影響を与えるものですが、内容が複雑です。事務所としても全力でサポートさせていただきます。
経営支援セミナーは、例年秋に開催を予定しておりますので、来年度もご期待下さい。