【高志会・2020年8月】オンライン高志会開催
8月18日(火)午後6時、事務所のスタッフも含め8名の参加のもと、前回に引き続きZOOMにて開催しました。
冒頭にアルバ事務所より「コロナ危機で必要とされる緊急資金繰り対策」について動画を使った説明が行われました。1か月・3か月・6か月の期間で自社は支払ができるかを現状確認することが重要で、キャッシュ・アウトを減らす対策、キャッシュ・インを増やす対策を行い、資金繰り問題をクリアした上で先々に向けた打ち手を考え実行することが求められると認識することが出来ました。
続いて株式会社ナコム 西村重紀常務より「ローカルベンチマークと課題・今後」及び「ブランディングの再構築」をテーマに事例発表が行われました。
「ローカルベンチマークと課題・今後」については、財務情報(6つの指標)に沿ってランク点数、現状と課題、今後の取り組みについて報告がありました。売上増加率をアップするため『新業種へのチャレンジ』を掲げ、今後は①ブランディング強化、②福祉業界へのチャレンジ、③通販サイトの立ち上げ、を展開しており、全社一丸となって新しいことに挑戦しているパワーを感じることができました。
「ブランディングの再構築」については、『顧客に何ができて、顧客は何を得る事ができるのかを視覚化すること』がブランディングの目的であり、そのためには『会社の強み』が顧客の何を解決しているのか、顧客のどんな利益になっているのか、顧客にどんなメリットをもたらしているのか、これを定義することからはじめなければならないと説明されました。会社の強みから『ブランドコンセプト』と『スローガン』を導き、最終的には『キャッチフレーズ』を決定しますが、ブランディングは従業員のマインドとパワーを1点に集中させるができ、小さい力で大きな成果をもたらすことができると認識することができました。
2時間にわたり活発な意見交換ができました。コロナ危機の中でも前向きに取り組み、気付きの多い内容でした。アフターコロナでZOOMを使った開催は日常になりつつあり、活用する場を広げていきたいと思います。
次回は10月開催の予定ですので、奮ってのご参加お待ちしております。